How Application Performance Monitoring Keeps the Cloud on Track

クラウド運用に有用なアプリケーションパフォーマンス監視

クラウドコンピューティングは、革新を図りたい中小企業にとってうってつけのテクノロジーです。サーバーのダウンタイムを心配する必要がありません。エラスティックコンピューティングと API 駆動型開発は、プロジェクト資金に余裕がない小規模な組織に最適です。

そのアジリティのため、スマートフォンの接続性、IoT、ラムダアーキテクチャなど、様々なことを広範な視野で考えることができます。かなり認知が広がったアプリケーションパフォーマンス監視のスタンダードも考察に入ります。

うまく回っているように見えますが、IFTTT や Zapier を介して組み込みツールを活用したり、GitHub からビッグデータツールを取得したりして、柔軟でアジャイルな開発に取り組んでいるときも、利用可能な帯域幅についての懸念があります。Twilio を追加して、アプリがハングしたら SMS を送信するよう設定する必要があるかもしれません。

アプリケーションのパフォーマンス

「アプリを使いたいのにくるくる回る表示が出て、何もできない。」と思うときがあります。スピンを続けるクラシックな Ajax ローダー。フリーズしているという表現もありますが、様々な言い方で苦情が寄せられます。「メールが送信されない」、「毎日の販売ダッシュボードが読み込まれない」、あるいは、「周辺のすべてのスマートメーターがオフラインになっている」など。

SIEM、ビッグデータ、IoT、コンプライアンス、消費者プライバシー監査など、ネットワークの需要は爆発的に増大しており、アプリケーションのパフォーマンス監視の必要性が高まっています。オフラインのアーカイブは、ゆっくり衰退していくでしょう。すべてにおいてファイルサイズは増大し、アプリはどんどんサーバー対応になってきています。WAN への需要の高まりも顕著です。

オープンソースと DIY

帯域幅の問題が発生した場合、サポート担当者(または、中小企業に多い DIY 志向の開発者)は、何か自分たちにできる対策方法はないかと、Cacti などのオープンソースツールを使用することがあります。いろいろ分かることがあるかもしれませんが、多くの場合、問題はアプリの環境のより深いところにあります。Reddit で “crankysysadmin” として知られている、あるサポートのスペシャリストは、次のように説明します。「それほど簡単ではありません。パフォーマンスに影響を与える要因は実にたくさんあります。共有ストレージ、複数のオペレーティングシステムがあり、複雑なネットワーク処理が必要な仮想化環境では、さらに色々なものが絡んできて問題はよりわかりにくくなります。」

Reddit の別のアドミンも同じ意見で、アプリケーションのパフォーマンス監視に関して、「万能の答えはありません。どのタイプのアプリケーションですか?データベース?SAP?Exchange?XenApp?遅いのは特定のワークフローですか?そのワークフローではどの程度なら速いと考えられますか?」などと、一筋縄ではいかないことを訴えています。

アプリケーションに関連する様々な課題

いろいろな要因があってアプリの使用量が急増し、パフォーマンス問題を引き起こしますが、問題にどう対処すればいいのか見通しが立たないような困難に陥った場合は、使いやすい商用アプリ監視ツールが究極的な救いになります。サイトによって異なる更新ポリシー、アプリケーションサポートの種類、規制環境、SLA、クラウドベンダーのリソースなどに応じて、遅かれ早かれ次のような問題や変化が発生します。

  • 予期しなかった大規模な更新が行われた
  • デスクトップアプリが驚くほど大量の帯域幅を消費する
  • 開発者の暴走アプリ
  • アプリ開発者のデザインパターンが、リアルタイムのイベント処理を増加させる
  • 社内リソースをより弾力的に管理できるようにしたいという要求が出される
  • 帯域幅使用量の管理がクラウドサービスのプロバイダー次第
  • 設定管理と監視を統合する必要性が明らかになる
  • リアルタイムのイベント監視を可能にする運用インテリジェンスのサポート強化
  • アプリケーションの状況を認識するための監視

最後に挙げた状況認識は、強調に値します。状況レポートを1か月ごとのレポートから時間単位のレポートに切り替えなければならなくなったり、BI ダッシュボードをディストリビューターに提示する必要が出てくるかもしれず、アプリケーションの状況は常に把握できるべきです。アプリレベルでの状況認識は、リソースの突然の不足やサーバーのダウンタイムを防ぐことにもつながります。

ミッションクリティカルなアプリケーション

アプリケーション監視ツソリューションとしてオープンソースを選択するか商用ツールを選択するかを検討するときに重要な考慮事項は、アプリケーションがミッションクリティカルであるかどうかです。VoIP や Exchange などが業務上非常に重要である場合は、高機能で充実したサポートのある商用ツールを選択するのが合理的でしょう。

そして、ミッションクリティカルなアプリケーションの可用性とパフォーマンスを確保することは、IT 部門への評価を大きく左右します。重要な会議で CEO が SharePoint を使っていて、接続がうまくいかないなどというようなことが起こらないよう十分な配慮が必要です。

プログレスのネットワーク監視ソリューション WhatsUp Gold には、これらの要件を満たす、高機能で使いやすいアプリケーションパフォーマンス監視モジュールが備わっています。無料試用版でお試しいただくことが可能です。