WhatsUp Gold 2022.0 Release Image

高度なネットワークトラフィック分析が統合され、セキュリティ強化されたネットワーク監視システム、WhatsUp Gold 2022.0

当社、プログレスでは、お客様が現在かかえている問題への解決策を提示するとともに、テクノロジーの全体像に目を配って、お客様が将来直面するかもしれない課題についても検討を行っています。未来が見えるような魔法の水晶玉はありませんが、しっかり観察すれば、いろいろな傾向が読み取れます。セキュリティはこれまでも常に重要課題でしたが、昨年来、特にネットワークのセキュリティの重要性が注目を集めています。ネットワークはますます複雑になり、ネットワークが伝送するトラフィックの詳細を理解することもますます困難になっています。さらに、勤務形態がはるかに分散化された現在、それぞれの勤務者が使うツールをよりシンプルで直感的で使いやすいものにすることは、「望ましい」レベルから「不可欠な」レベルへと変化しています。こういった状況が、WhatsUp Gold 2022.0 への開発を駆り立てた背景にあります。


WhatsUp Gold 2022.0 では、プログレスの一員となった Kemp の Flowmon アプライアンスと LoadMaster アプライアンスを検出および監視できます。また、Flowmon の NPMD/NDR (Network Performance Monitoring and Diagnostics/Network Detection and Response、ネットワークパフォーマンス監視と診断/ネットワーク検出と対応) 機能と直接統合して、WhatsUp Gold のユーザーに高度なトラフィック分析データを提供します。Flowmon ダッシュボードが WhatsUp Gold の直感的なわかりやすいインタフェース内に表示されるようになり、詳細な分析とトラブルシューティングに必要なデータを1つのアプリケーションで簡単に表示できるようになりました。また、WhatsUp Gold ダッシュボードからアクセスできる Flowmon からのデータで、強力な新しい脅威検出機能とセキュリティ機能が追加されることになります。ネットワークインフラストラクチャ、アプリケーション、およびトラフィックの複数のビューが表示でき、より詳細な情報を取得できるため、問題をより迅速に診断し、MTTR(平均修復時間)を短縮できます。


また、WhatsUp Gold の警告システムが Microsoft Teams と統合されたことで、チームがネットワーク問題により迅速に対応できるようになります。グループ通知はこれまで、Slack に限定されていましたが、普段よくコミュニケーションや会議で使用しているツールである Teams を介して、個人やグループに警告を通知できるようになりました。そのため、迅速な対応を要する問題を最適な手法で適切な人に通知でき、エンドユーザーに影響を与える前にネットワーク問題をプロアクティブに修正できます。


さらに、WhatsUp Gold の定評があるインタラクティブなマッピング・インタフェースが、カスタマイズして設定したビューをお気に入りとして保存できるなど、さらに使いやすくなりました。インストールのセキュリティを強化し、メンテナンスモードのユーザー権限を追加し、設定ダイアログを強化し、OpenID トークンのセキュリティを改善し、WhatsUp Gold ネットワーク監視ソリューション自体の安全性にも強化が加えられています。


これらの WhatsUp Gold 2022.0 での新機能や強化は、WhatsUp Gold 最新情報のページにまとめられていますので、ご参照ください。WhatsUp Gold ネットワーク監視ソリューションには、無料試用版が用意されており、WhatsUp Gold のすべての機能を実際にお試しいただくことが可能です。