WhatsUp Gold で VoIP パフォーマンスを監視

重要な VoIP 会話や VoIP ミーティングで、音声が不自然になったり、言葉が乱雑に混ざり合ったり、あるいはまったく聞こえなくなったり、という経験はありませんか?マイクやヘッドセットのせいかとあわててチェックする人もいますが、たいていの場合は、VoIP ジッタに起因する問題です。

インターネット上の他の要素と同様、VoIP は会話の配信にデータパケットを使用します。接続が悪いと、パケットの配信に混乱が生じ、ときにはパケット損失も起こります。データパケットの配信が混乱すれば、音声も混乱したり途切れたりします。これが VoIP ジッタです。

VoIP ジッタについては、診断や原因分析が簡単に行えます。最もよくある明らかな原因は、単純な帯域幅不足です。この点を踏まえ、適切なネットワーク監視ツールを使って、VoIP パフォーマンスを監視することで、VoIP ジッタによる問題発生を防ぐことが可能です。重要な VoIP 会話や VoIP ミーティングが台無しになる前に問題を把握して対処することが大切です。

このブログでは、プログレスのネットワーク監視ツール、WhatsUp Gold で、どのように VoIP パフォーマンスを監視できるかを説明します。

WhatsUp Gold と VoIP Monitor

WhatsUp Gold の統合製品であり、WhatsUp Gold Total Plus エディションに含まれている VoIP Monitor を使うと、VoIP の通話品質が満足できるレベルかどうかを継続的に監視できます。ネットワークのサービス品質(Quality of Service 、QoS)レベルに関するデータとレポートを収集し、Cisco IP SLA対応デバイスによって生成された情報にアクセスして、ジッタ、レイテンシ、パケット損失などのパフォーマンスパラメータを監視します。また、MOS(Mean Opinion Score、平均オピニオン評点)や ICPIF (Impairment / Capacity Planning Impairment Factor)も表示します。ソースからディスティネーション、ディスティネーションからソースの、ジッタ、レイテンシ、パケット損失を測定する6つのパフォーマンスモニタに加え、MOS と ICPIF スコアリング情報を提供する2つのパフォーマンスモニタがあります。

設定ユーティリティがあるので、IP SLA のソースとディスティネーションを識別するために必要な設定にかかる時間は最小限に抑えられ、すぐにデータ収集が開始できます。帯域幅やインタフェース使用率などの WhatsUp Gold のデータベースに統合され、統合ビューから VoIP 固有のデータに簡単にアクセスできます。

VoIP デバイスのパフォーマンス監視

まず、WhatsUp Gold 管理コンソール(Windows の [スタート] メニュー > WhatsUp Gold > WhatsUp Gold管理コンソール)の [Tools] プルダウンメニューから、[VoIP Configuration Utility] を選択して、VoIP 設定ユーティリティを起動します。

VoIP 設定ユーティリティを起動すると、ようこそ画面が表われ、[Next] をクリックすると、WhatsUp Gold で監視が有効になっているのデバイスのリストが表示されます。リストから、VoIP データを監視するデバイスを選択します。(監視したいデバイスがリストに含まれていない場合は、WhatsUp Gold オンライン・ヘルプの「VoIP IP SLA の監視」ページを参照してください。)この例では、QA2901 というデバイスが VoIP 監視したいデバイスなので、選択して、[Next] をクリックします。

すると、WhatsUp Gold は SNMP を使用して、デバイスが VoIP に対応しているかどうかを判断し、対応している場合は、[Performance Monitors Setup (パフォーマンスモニタの設定)] 画面に、現在の統計の概要を表示します。

VoIP 統計を取り込む、ネットワーク上のエンドステーションを表す往復時間テーブルを選択し、[Next] をクリックします。パフォーマンスを監視するデバイスをフィルタで選択し、[Next] をクリックします。平均オピニオン評点を測定するデバイスを選択し、[Next] をクリックします。[WhatsUp Gold VoIP Monitor Configuration Summary (WhatsUp Gold VoIP モニタ設定の概要)] 画面が表示されます。概要画面のログメッセージに、モニタが正常に追加されたことが示されていることを確認し、[Next] をクリックしてから [Finish] をクリックして、ユーティリティを終了します。

以上で、WhatsUp Gold での VoIP パフォーマンス監視の設定が完了しました。次に、正しく機能していることを確認します。VoIP IP SLA データを監視していることを確認するには、ネットワークマップ(またはデバイスのリスト)でデバイスに移動し、デバイスを選択して、[Device Properties] をクリックします。正しく機能していれば、次のような具合に VoIP Monitor が表示されます。

レポートデータを表示するには、[Analyze] メニューを開き、[パフォーマンス] > [カスタムモニタ] ダッシュボードを選択します。

VoIP のパフォーマンスを監視できる、WhatsUp Gold は、無料でご試用いただけます。

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