Visual Traceroute とは何か?

Traceroute は、IP ネットワークを介してパケットが通過する可能性のあるパス、またはルートを見つける方法として、TCP/IP のコアアーキテクトの1人であるヴァン・ジェイコブソンによって1987年に発明されました。Traceroute は、ルートの検出だけでなく、パケット速度の測定によって潜在的なネットワーク問題を示す遅延を発見することも可能です。

Traceroute は、デバイスまたはエンドポイントが到達可能かどうかを判断し、送信元から宛先までの最終往復時間を示す単純な ping よりも詳細な測定を行います。Traceroute は、すべてのホップを含む、ネットワーク全体のパケットのルートと速度を示します。そのため、ネットワーク全体のパフォーマンスと、どのセグメントが高速で、どのセグメントが低速か(重大な問題があるか)がわかります。ある程度のパケット損失があれば、接続エラーがあるとみなします。

Visual Traceroute は、その名前が示すように、ネットワークを視覚化 (マップのようなビュー) し、パケットが通過するすべてのパスとセグメントの詳細を提供します。これには、ルーター、スイッチ、その他のネットワークデバイスが含まれます。単純な ping とは異なり、ホップの名前、IP アドレス、ホップからホップまでの取得にかかった時間、合計往復時間を含む、パケットの移動に沿った詳細を示します。

Traceroute は、現在は一般的に Visual Traceroute と呼ばれるようになっていますが、セグメントの障害やボトルネックなど、接続の問題を検出、識別、分離するための1つの主要なネットワーク診断ツールです。それだけにとどまらず、堅牢なネットワーク監視手段として、ネットワーク アーキテクチャ全体を把握するためにも使用できます。

ネットワーク管理者は、多くの場合、ping を使用してネットワークの遅延や応答しないセグメントなどの問題を確認しますが、Visual Traceroute を介したより詳細なビューをチェックすれば、ネットワークのどこに問題があるかを正確に把握することができます。

ネットワーク監視ソリューションの一部としての Visual Traceroute

Visual Traceroute は、ping と同様、スタンドアロンの診断ツールとして使用できますが、ネットワーク管理者は何らかの形で問題があることを知り、Visual Traceroute が提供する詳細情報をチェックする必要があります。効率的なのは、Visual Traceroute を含むネットワーク監視ソリューションを使用して、必要に応じて自動的に Visual Traceroute を呼び出したり、定期的に Visual Traceroute を実行したりすることです。優れた統合ネットワーク監視ソリューションは、Visual Traceroute からのデータを分析して、問題があれば適切な担当者に警告を通知することができます。

デバイスやネットワークの状態をチェックするために定期的に Visual Traceroute を実行して、パフォーマンスと問題/エラーを時間の経過とともに表示することもできます。問題が検出され通知を受けた担当者は、ネットワークマップからドリルダウンして状況を詳細に確認できます。ホスト名、IP アドレス、応答時間などの詳細をチェックして、適切なアクションを実行できます。追跡するデバイスやネットワーク領域を指定したり、どの期間に追跡するかを指定することもできます。

Visual Traceroute の問題点

Visual Traceroute は、それさえあれば十分なネットワーク監視ができるという種類のものではありません。まず、インタフェーレベルでパスを検出できても、ルーターレベルではパスを検出できません。トラフィック ロードバランサーによってハングアップしてしまうこともあり、実際のパケットパスを識別できません。また、往路と復路で別のパスをたどる非対称ネットワークパスの追跡も困難です。

WhatsUp Gold と Visual Traceroute

WhatsUp Gold は、Visual Traceroute を数多くのネットワーク診断ツールの 1 つとして使用します。マルチタブ・インタフェースを活用して、様々なトレースルーティング・プロセスを同時にセットアップして実行します。高い柔軟性があり、ネットワークプロトコル (TCP、UDP、ICMP など) を選択でき、送信元ポートと宛先ポートの両方にパラメータを設定できます。送信元ポートと宛先ポートを自動的に選択するモードもあります。

しきい値は、良好パフォーマンス、境界レベルパフォーマンス、劣悪パフォーマンスを設定できます。パケットの移動時間の長さ、タイムアウト、最大存続時間 (Time to Live、TTL) 、TTL あたりの ping を指定することもできます。

また、追跡の実行期間を指定でき、連続または持続的なルート追跡も可能です。

WhatsUp Gold は、検出されたすべてのホップ、ホスト IP と名前、パケットの割合、最小、最大、平均遅延、標準偏差、損失、受信、送信、最後の番号またはパケット、および自律システム番号に関する詳細も報告します。ICMP トレースを処理し、TCP プロトコルと UDP プロトコルの両方をサポートします。

WhatsUp Gold の Visual Traceroute 機能

  • トポロジーマップを使用してリアルタイムで追跡データを視覚化
  • ICMP、UDP、TCP プロトコルを使用してトレースを実行
  • セグメント障害と帯域幅のボトルネックの切り分け
  • 応答時間の識別、ホップごとにドメイン名検知
  • 複数のトレースを同時に実行
  • 連続、時間指定、または 1 回限りのトレース実行

WhatsUp Gold には、次のような機能もあります

  • 配線クローゼットに入って手作業で確認しなくても、ネットワークの接続関係を明確に把握
  • 常時変化するネットワークを継続的に追跡し、監視
  • ネットワークのドキュメントとインベントリを自動化
  • 物理サーバーと仮想リソースの間の関連付け
  • ネットワーク問題の根本原因の特定
  • 忘れられていたネットワーク デバイスの発見
  • OS の詳細、パッチ情報、設定情報の詳細をデスクから確認
  • リアルタイムで継続的にネットワークパフォーマンスをチェック

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